我々を生かしてくれる細菌・微生物

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現代では細菌や微生物といいますと人間に害のあるものと考える人が多いですが、

神様が人間に害のあるものをわざわざ作られるはずがありません。


それどころか、人間は細菌のお蔭で生きることができています。


例えば腸の中にいる無数の菌は人間が食べたものを分解して、

いろいろな栄養素を生み出してくれるお陰で私達はエネルギーを得ることができます。

また不要になったものは外に排泄できるように働いてくれています。


しかし現代では何でもかんでも抗菌しようとして、抗菌グッズなど、

細菌や微生物を殺すことばかり考え、

ケガをしたり体調が崩れるとすぐに細菌を殺す抗生物質を飲んだりしています。


また抗生物質を含んだエサを食べている「豚や牛の肉」なども売られています。


その結果、人間の体内の細菌が死んだり弱ったりするので

体の力も衰えてゆくわけです。


また人間の免疫細胞には「Th1」と「Th2」という2つのものがあります。


「Th1」は体の中に入ってきた微生物などから病気になるのを防ぎ、

「Th2」はアレルギーを起こす作用があります。


そして免疫細胞が「Th1」か「Th2」のどちらに行くかは人間のいる環境によって決まります。


人間の周りに細菌やウイルスなどがたくさんいれば体を守る必要があるので「Th1」に行きますが、

逆に抗菌、滅菌と極端に清潔な環境の場合は体を守る必要がなくなるためアレルギーを引き起こす「Th2」に行くわけです。


戦後、生活が豊かになり、抗菌、滅菌と極端に清潔な環境になったため

ご存知の通り花粉症などのアレルギー性の病気が激増してきたわけです。


そこで、まずはこのような生物の原点を理解することが大切です。


人間を生かしてくれる細菌と共に生き、

それに感謝することによって真の健康が現れてきます。