水の不思議な力
水は私達の生活になくてはならないもので、私達の体も60%は水でできています。
この水ですが、神社では水で体を清めますが、これは水の偉大な力で
体についた「つみ・けがれ」を消すために行われています。
外国では水といえばH2Oという単なる物質と考えられていますが、
日本では古来から水は素晴らしいエネルギーを持つものと考えられています。
38憶年前にはじめて地球上に生命が誕生しましたが、
はじめバラバラの状態であった遺伝子が水の力によって、配列が整いバランスがとられることによって
生命が誕生できるということが最近の研究で明らかになってきました。
つまり水は単にミネラルなどの栄養を含んだ液体ではなく、
生命の原点である遺伝子を整えるという非常に不思議な力を持っているということです。
また、私達は神様のお恵みや祖先の知恵のお蔭で健康で幸せに生きることができます。
この遺伝子の中には神様のお恵みや祖先の知恵が含まれており、
水は遺伝子からそれらを引き出して周りの細胞に伝えるという役目も行っていることから、
水は遺伝子の中から重要な情報を判別して取り出せるというすごい力も持っているということになります。
日本人は太古の昔から水にはこのようなすごい力が宿っていることを知っていたので
水で体を清めるということをしてきました。
日本人の知恵には本当に驚かされます。
この事実を知るだけでも、毎日の生活で、「水を使わせていただく」という
ありがたい気持ちが出てきます。
そして水は雨が山に浸み込んで長い年月をかけて地下水となり、
それが川に流れて、海へ行き、雲になり、雨になるという循環をしています。
私達はこの大切な循環を壊さないように山や川などをきれいに保ってゆく必要があります。