徳を磨くのが一番良いワケ

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この世の中には無数の生物が存在しており、

皆それぞれ親から子、孫へと、いのちを次の世代に伝えています。


人間も同じく、いのちを子供に伝えていますが、

他の生物にはなく、人間だけに与えられたもののなかに「徳」というものがあります。


「徳」というのは

「神様にお悦びいただくために生きる」

「ご先祖様の幸せのために生きる」

「周りの人の幸せのために生きる」ということです。


そして人間だけがこの「徳」という、いのちを子供に伝えることができます。


また人間がこの「徳」というものを忘れてしまうと、

猿などと同じく高度な知能をもった動物と同じことになってしまいます。


また現代では立派になるといえば、

知識をたくさん詰め込んで、いい学校を出て、いい会社に勤めることと思われていますが、

実はそうではなく、

徳を積むことによってはじめて立派な人間になることができます。


戦後の教育では徳を磨くのではなく、知識を詰め込むだけのものになってしまい、

その結果経済は発展しましたが、

ご存知の通り日本始まって以来の乱れた国になってしまいました。


知識を詰め込むだけの教育をして経済を発展させるのではなく、

徳を積むための教育をして、子供にいのちを伝えることによって

その結果、経済が発展するというのが真実です。


「玉磨かざれば光なし」ということわざがありますが、

この玉というのは丸い形の宝石のことで、

宝石は原石を磨くことによってはじめて美しい光を放つのと同じく、

人間もどれだけ才能があっても、それを磨かなければ立派になれないという意味です。


それと同じく、人間にとって徳というものは新たに身につけるものではなく、

全ての人間にあらかじめ備わっているものなので、

徳を磨いて、それを子供に伝えるというのが人間のいのちの伝え方であり、

人生の目的です。


「神様とご先祖様に感謝のおまつりをしてお喜びいただき、

周りの幸せのために生きる」という徳を磨くことが一番大切です。